加工食品にはほとんど食品添加物が入っています。
調理の仕方を工夫するだけで食品添加物を落とすことが
できることができることを本を読んで知りました。
増尾清さん著の『家庭でできる食品添加物、農薬を落とす方法』という本を読ませていただきました。
調理方法によって有害物質や農薬、食品添加物を軽減できることが分かりやすくまとめてくださっていて大変勉強になりました。
今回は食品添加物の軽減の仕方をまとめさせていただきました。
おうちで食品添加物を落とす
無添加の食品を購入することができればいいのですが、毎回準備することができないこともあります。
購入した食品を調理するときや食卓に並べる前に一手間加えるだけで食品添加物の害を少しでも軽減することができます。
家族に出す前に調理方法を変えてみる方法をまとめさせていただきました。
加工食品の添加物を落とす方法
加工肉(ソーセージ、ハム、ベーコン)や、中華麺、油揚げなど食品添加物を少しでも軽減できる方法です。
①ハムやウインナーの加工肉の添加物を軽減する方法
ハムやウインナーは食品添加物の亜硝酸Naが発色剤として添加されていることがあります。こちらは魚介類の成分と一緒に摂ってしまうと発ガン性が出てしまうと言われている為、できるだけ摂取しない方がよい添加物です。
◎ソーセージ:ソーセージに切れ込み入れて茹でる
◎ハム:1枚ずつお湯にしゃぶしゃぶする
こちらでお湯の中に添加物が溶け出します。ソーセージに切れ込みを入れるのと入れないのでは溶け出る量が違う為茹でる前に一手間ですが実行してみたいですね。
②かまぼこ、さつまあげの添加物を軽減する方法
かまぼこやさつまあげなどの練り製品は保存料や食感、風味を良くする為に食品添加物をいれています。リン酸や調味料としてアミノ酸が入っていることも多いです。
なるべく薄く切ってお湯で茹でる。もしくはお湯をかける。
薄く切ることによってお湯に浸かる部分が増えて添加物が溶け出しやすくなります。
③油揚げの添加物を軽減する方法
油揚げには揚げ油に関しては、原材料は表示を見ればわかりますがどんな油で揚げているかまではわかりません。油の中に添加物が入っている可能性がありますし、酸化している油を摂ることは身体によくありません。
油揚げをザルの上に乗せて熱湯をかける。
油抜きをする一手間でお湯に油が溶け出す為、酸化した油や添加物が軽減できます。
④中華麺の添加物を軽減させる方法
ラーメンや、焼きそばの麺になっている中華麺にはかん水という添加物が入っています。独特のもちもちした食感を出す為に添加されています。他にも麺に保水性を保つ為にリン酸を入れていることもあります。
スープや具とは別のお鍋で麺を茹でる
中華麺をお湯で茹でるとお湯に添加物が溶けでる為こちらのお湯は捨てて、別のお鍋でスープや具を茹でるようにします。
⑤漬物の食品添加物を軽減する方法
漬物には、保存する為にソルビン酸や、味付けのためにアミノ酸、色鮮やかに見せる為に合成着色料を添加しているものが販売されていることがあります。野菜をつける液に添加物がついていることが多いです。
漬物の漬け汁を捨てて、漬物を洗ってから食べる。
漬物の漬け汁を捨ててからさらに洗うことで漬け物についている添加物を軽減することができます。
まとめ
加工食品に入っている食品添加物を軽減する方法を本で調べてみて少しの工夫で体内に入る量を減らすことができることがわかりました。
油揚げの油抜きは、揚げ油にまで添加物が入っている可能性があることに驚きでした。
お家で実践していただけるとうれしいです。